manazashi PHOTOの想い


初めまして
ママのHAPPY(ハッピー)を叶えるフォトグラファー
manazashi PHOTOのかねこじゅんこ です

みなさんのスマホの中には
幸せそうなママ自身の写真はありますか?

私のスマホの中はいまでこそ
たくさんの母子写真であふれでいますが
以前は全くありませんでした
息子が1人でピースをしている、もしくは夫と子どものツーショットばかり
私の姿はほとんどなく、まるで父子家庭でした

そんな私がなぜ『母子写真』にこだわるのか、
それは私の幼少期の頃までさかのぼります

私の父は子煩悩なタイプではなかったのですが、カメラが趣味で子どもの頃の思い出の写真がたくさんアルバムに収められています。いまよりも写真を撮ること自体がずっとハードルが高かったであろう時代に、なんとその数(私用だけで)20冊!!!


子ども頃は単純に自分の記憶にない小さい頃の写真があることが嬉しくて、よく見返していました
結婚式のためにアルバムの写真を見返していたときに思ったのは、こんなに愛されていたんだなと言うこと
そして子供が産まれて改めて見るアルバムは、大人になって見た時よりもさらに感慨深く感じました

河原でピクニックしている写真、近所の小さな小さな動物園の写真、お気に入りのおもちゃとの写真、ただ寝ているだけの写真、ミルクを飲んでいる写真、その頃よくしていた表情


いま改めてカメラマンになって見返す父の写真は、ピントが合っていなかったりブレていたり、映えるような写真なんて1枚もないのだけど、どの写真からも父がどんな想いでレンズを向けたのか、何を撮りたかったのかが伝わって来て愛を感じずにはいられません

そんな風に写真が沢山残っているのが当たり前の環境だったので、私も子どもが産まれた後はスマホで写真を撮りまくり、1年に一度はまとめてプリントしてアルバムにしていました

でも、ある時そのアルバムを見返していて気づいたんです・・・ 『あれ?私がほとんど居ない』

毎日一緒にいて、ご飯食べさせて、絵本読んで、遊んで、抱っこして、寝かしつけて
なのにアルバムにあるのは、お休みの日にパパと子どもが楽しそうに遊んでいる姿ばかり
パパが撮ってくれなかったというのもあるけど、私自身も写真を撮られるのが苦手で『撮って』と言ってこなかったことをこの時とても後悔しました(今でも後悔しています)

いつもそうやって手をつないで歩いているのはママのはず

産後太りが解消出来ていなかったり、自分にかけられる時間が少なくて肌荒れも気になったりする気持ちは痛いほどわかります
でもお子さんとの今はあっという間に過ぎて行って戻りたくても戻ることは出来ないし、どんなに忘れずに居たいと思っていても残念ながら少しづつ忘れていってしまいます


お客さまに、『写真には匂いもないし感触も分からないけれど、その写真を見ると子どもの手の柔らかい感触がよみがえるんです』と感想をいただいたことがあります


お子さんの手が大好きなんですと以前の撮影で聞いていたので撮ったワンシーンでした
『他の人にはなんでもない写真かもしれないけど、私にとってはとても大切な1枚』と言ってもらえたことは、お子さんのソロだけでなくぜひ母子で撮って欲しいと思っている私にとってはとても嬉しい感想でした
きっとお子さんの写真だけでは頂くことのなかった感想だと思います

とは言え、やっぱりママ自身の映りは気になるところだと思います
だからmanazashi PHOTOではママに喜んでもらえる写真をモットーに撮影・編集していて、アプリのような違和感がないのにきれいに見える!若く見える!!と、いう声を沢山いただいています

また、『あまりカメラ目線を求められないのでリラックスして撮影出来ました』『自然な家族の雰囲気が良かったです』という声をいただくことが多いです



七五三の集合写真など、カメラ目線を求める場合もありますが私が撮りたい写真は普段のご家族そのままの雰囲気
カメラ目線でにっこり作り笑顔より、ママ大好き!という笑顔や、お子さんとおしゃべりしているときの優しいママの顔を撮りたいと思っています

私と同じような後悔をするママさんが1人でも減って欲しい、ママに幸せを届けたいと思いながら活動しています